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研究内容RESEARCH

スマートグリッドに対応する需給制御マネージャの開発

需給マネージャ

太陽光発電(PV)や風力発電(WT)などの再生可能エネルギー電源(RES)から発生する出力変動の抑制と,その出力不確定性に対する予備力を確保しながら電力システムの運用を適切に行っていく必要がある。
右図に示したシミュレータ(需給制御マネージャと呼ぶ)では,数秒から数日オーダー毎に制御階層を分割し,階層間で必要最低限の情報のやり取りを行うよう設計している。

(1) 再生可能エネルギー電源の発電量予測法に関する研究

本研究グループでは,特に,太陽光発電と風力発電の発電量予測に関する研究を行っている。発電量予測手法として用いるニューラルネットワークとして階層型構造のランダム探索法(Random Search Method; RSM)を採用している。

(2) 不確定性を考慮した発電機起動停止計画に関する研究

本研究グループでは,特に,太陽光発電と風力発電の発電量予測誤差を考慮した発電機起動停止計画問題に関する研究を行っている。

(3) 不確定性を考慮した動的経済負荷配分に関する研究

本研究グループでは,特に,太陽光発電と風力発電の発電量予測誤差を考慮した経済負荷配分問題に関する研究を行っている。


不確定環境下の電力系統におけるロバスト信頼度に関する研究

ロバスト信頼度

「太陽光発電の運用状態による過渡安定度への影響に関する研究」

本研究グループでは,不確定環境下における電力システムの供給信頼度維持を目的とした新しい信頼度の概念(ロバスト信頼度)を提案している。

「過渡安定度を考慮したロバスト信頼領域に関する研究に関する研究」

本研究グループでは,過渡安定度解析および太陽光発電の不確定出力範囲を考慮した上で信頼度の定量的評価に関する研究を行っている。

「蓄電池導入によるロバスト信頼領域への影響に関する研究」

本研究グループでは,上記定量的評価の中で,蓄電池の設置による信頼度確保に関する研究を行っている。


電力系統の高速な安定性解析手法に関する研究

臨界トラジェクトリ

「臨界トラジェクトリに関する研究」

本研究グループでは,臨界トラジェクトリに関する研究を行っている。


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大学院工学研究院
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